メガミデバイスに恋をしてうちの子概念に目覚め推し香水を頼んだ回
――メガミデバイス。
それはAIで思考する14cmの機械の少女に模型の武装を施し戦わせる最先端のホビー。君も機体を組み立て組み替えメガミバトルにチャレンジしよう！
……という世界観の美少女プラモデルに！はまってしまったんですよ。
いや違うんですよ、前々からフォロワーんちのメガミみてかっけぇなあ…...って思っててね？オタクは美少女と兵器の組み合わせが好きじゃけえ。
そうかなんか自分でカスタムして遊ぶプラモなんか〜はえ〜おもろいな〜武装神姫のプラモ版みたいなやつか〜と思ってたんすわ。余裕ぶっこいてた。そんな中、コトブキヤから発表されたBULLET KNIGHTSエクソシストちゃん。彼女に心を奪われたのよ。
見てくださいこのお顔。かわいいな？！いやほんま可愛い。顔が好みすぎる。
自分二次元美少女はワートリの香取とかfgoのバーヴァンシーとかあの辺の顔が好みなわけよ。おわかり？わかりやすすぎて自分で自分にドン引きやね。余裕ありげなつり目っ子からしかとれない栄養素で生きています。
そんでもってそういう子が余裕なくなる瞬間が大好きでぇす！男女問わず！うゎ、この鹿最低……。男の好みも女の好みも無機物の好みも最悪……。
プラモは正直、装動とグレイズアインしか作ったことないけど大丈夫かな……って不安だったけれどもう勢いで買ったのよ。
そして組むやん。コトブキヤのプラモ独特の謎のぬるつきとか、対象年齢15歳以上だけあって容赦なく手にブッ刺さる鋭利すぎるパーツとかに往生しながら何とか組んだんすわ。
これがもうね、かわいいウルトラかわいい。そりゃ上手い人に比べたらめっちゃ拙いし下手だけど、自分が自分のためだけにこの子を作ったと思うとめちゃくちゃ眩しい。私が作った機体はここにしかない。私のメガミはここにいる。最高。
そんでもってこの顔なら貧乳の方が好みだな……って心によぎって胸クッソ減量したり赤髪似合う気がする！って髪塗ってみたり、こういう武器持ってほしい！ってMSG（武器パーツプラモ）を買ったりアゾンのドール服が着せれると聞いてドールショップに繰り出してみたり。この子のパーソナリティや物語を妄想してみたり。うちのお姫様とか呼んでるうちに個体名「姫」に決定したり。どんどんすごい勢いで沼に落ちていったんすわ。
気がついたら固有の設定妄想したりね。もうね、こういう顔の子が3話くらいで世界観を示すために見せしめに死ぬやつがめっちゃくちゃ大好きで。ざっくりいうとデスゲーム最序盤で死ぬタイプの愚かな子が好きなんすわ。そんな幻覚を煮詰めたのがこちら！
BULLET KNIGHTSエクソシストをベースにカスタマイズされたメガミデバイス。
髪は赤い瞳によく似合う暗い赤に染め上げられ、前髪もマスターの趣味によってぱっつんに切られている。純正品は胸もF以上にありそうだったが彼女の胸はA〜Bくらいに減量されており、全体として未成熟な印象をうける。
性格はワガママで周りを振り回すタイプのお嬢様。マスター（持ち主）のことを下僕と呼び完全にナメきっている。そんな彼女にマスターは甘く、何をやっても全肯定でベタ褒めをするのでどんどん増長している。
戦闘時は頭のフェイスマスクを下ろし、片腕をスナイパーライフルに換装する。腰回りのバインダーを展開、足回りの盾兼射撃時の土台として役立てる。内部に収納された飛行パーツによってホバリング、そして短距離ではあるが飛行も可能。
基本的に高所に陣取っての狙撃、距離を取ろうとする相手を空から追い詰め撃つ戦法を好む。相手の手が届かない場所から確実に狩るというスタイルであるため、戦場の主導権を奪われるとめっぽう弱い。
以上がカタログスペックと戦闘スタイル、基本的な性格の設定っすね。ワガママお嬢は健康にいい。ひどい目に遭うともっとかわいい。
そんではい、こっからロボリョナ注意ですよ！今時は注意書きってやつにうるせえですからね。逆に言えば注意書きさえあれば何やってもええっちゅうことですわ。いい世の中だなァ！
安全であるメガミバトルに飽き、ボディ破壊ありルール無用の闇バトルに参戦するも敵の猛攻にあえなく武器を破壊され戦闘続行不能に。しかし闇バトルはここで終わらない。
ボディが完全に破壊される、もしくはマスターが棄権を申請するまで終わらないのだ。
それでもマスターは何も言わずに恍惚とした表情で破壊されていく彼女を見ている。そう、マスターは彼女を理想的な形で散らせるためだけに育て上げたのだった。
強く美しく傲慢で、信頼を寄せるマスターに裏切られたことを悟りながらも助けを求める相手がマスターしかいない。その絶望の音色のためだけに作られた理想のメガミだった。「え、どうして、ねえあたし、死ぬの？やだ！助けて下僕あたし死にたくない、嫌よこんなのこんな汚い死に方なんてイヤ！だってあたしは最高で、最強で、だって下僕もそう言ってたもん、だから大事にしてくれるって言ってたのに！ねえ聞こえてるの！？このあたしがあんたにお願いしてやってるのに！武器取られちゃ、え？え、なにそれなんであたしの足、い、あ、あああああ！！！痛…い…。やめて……やだ、やだ！ね、ねぇ手見て？あたし武器とかもうないし、飛べないし歩けないし、だからもう……ね？わ、わかってく嫌ああああ！！！なんで、え、どうっ…し、て？……そうよ下僕！バトルを止めて！あたしの負けでしょ？！ほら出してよここからはやく！悪かったなら謝るから、もうひどいこと言わないし下僕とか呼ばない！新しい武器もドレスもガマンするから、だから助けてよたすけて、たす…け…マス、ター……」
完全に破壊されるまでの15分間、彼女はマスターの名前だけを呼んでいた。歪んだ愛に散らされた花はどうしようもなく美しい。
……はい。マジの怪文書ご精読ありがとうございます。これが私のメガミ、姫の設定です。濃いっすね。うちの子概念って最高の文明だよな。どんなことをしてもいいんだぜ。最高だわ。性癖をどれだけつめこんでもいい。
そんでな天才の鹿じゃけえ気付いたんだけどうちの子の供給ってな、自分でやらんとどこにもないねん。狂う。いやほんまヤバいな？！この世の創作クラスタえらすぎ。強すぎ。天才。
さて、現代はSkebとかあるから絵はまあ頼めるわけやん。だがグッズよ。オタクは概念グッズが好きなんだよ。そこで思いついたのがこの！推し香水！
……はい。またですね。セレスで頼んだわね。
なんでまたセレスなん？と言われたら、単純にこっちの方が前回の怪文書・ザ・推し香水でわかりみが深かったのよね。ガウマさんこんな匂いしそう、なんならレックスさんもこの匂いしそう。うおお豊前！！豊前の襟元の匂い！あれじゃんこれツーリングしてたらふわっと豊前から香って狂うやつじゃんね！！とか濃いめの幻覚見れたもん。
怪文書読解力が高い。多分セレスの中の人もそんなこと褒められたくないだろうけれど、マジで怪文書読解力が高いなって……。
推しに狂って怪文書を書いて送るとドンピシャな香水が来てそれでまた狂って怪文書を書く、永久機関が完成しちまったなァ〜？！
さっきのアルティメット怪文書をもうちょいマイルドにしたやつをセレスに送りましたわ。何個か頼んだら送料無料になるってことであとクロスメサイアとあがたヒカルも怪文書錬成して送って香水きたんすけどまあその話はまた今度、ということでオナシャス。
流石に文字数がめちゃくちゃになるけえね。ほんじゃ香水のレポしますわねえ。
Le Labo – Thé Noir 29(ル ラボ – テ ノワール 29)
（https://www.celes-perfume.com/product/le-labo-the-noir-29/）
つけた瞬間はふわっとなんか果実味のある青い匂いとドライフルーツみてえな紅茶みてえなあのなんともいえん複雑な甘い感じの匂い。おっこれは”わかられてる”。未成熟かつ怪奇。甘くてぴりぴり。姫こんな匂いしますわ。鹿はマスターなのでわかる。
ほんでちょっと経つと瓶を開けた瞬間の蜂蜜みたいな甘っったるい匂いが出てきて？？なるほどね。なるほどなるほど。
見た目の甘ったるさとかマスターに対する甘えとかそういう概念ってわけね。はいさいなるほど負けましたわ。姫の爪先はきっと甘いしこの匂いがするわけや。わかるとも。完全敗北S(ika)にございますわ。
敗北を噛み締めるうちにラストノートで！煙っぽさとなんかあのムスク？ムスクっていうのかね？動物っぽい甘い臭いがしてこれはね。完全にね、負けてますわ。負けて破壊される寸前の、命の灯火が消える瞬間の姫の匂いですわ。まあロボやから修理可能なんやけどなグヘヘへ。
いやほんとにね、うちの子概念に目覚めさせてきやがったメガミデバイスやっべーわ。お前も理想のメガミを作って一緒に狂おう！次の狂人はお前だ！！
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